哀愁のドバイ

 2013年のお正月をドバイで迎えました。ロイヤルプラザホテルアパートメントはファミリーユースにとても居心地が良いのでずいぶんなじんできちゃいました。1月5日に出発するまでの生活を少々圧縮加工しながらホームページにまとめていますが、それでも長いので覚悟しながらお読みくださいね。(ホント、長いです。 by mama )

散策と朝ごはん

  

 長いベランダに長く張った洗濯物干し用のひも。ドバイは洗濯物がとってもよく乾きます。旅用のパソコンは今、B5サイズのDYNA BOOK。オークションで9980円での落札でしたが安定感抜群。ホームページ自体をこのパソコンで作っています。旅先ではmamaの検索マシンとして大活躍です。

  

  

 さて、簡単なドバイ地図をご覧ください。海に広がるうちわの形やザ・ワールドはお金持ちが作った巨大な人工島です。地図の右のほうに大きな川のように見える入り江があります。これを利用して物資の運搬や商売に役立ててきたことから、昔ながらのドバイの姿を感じられる古い町並みが密集しており、その雰囲気を楽しみたいことからこのエリアに宿を選びました。(別の理由もあるけどね。 by mama)


 

朝ごはんにGO!

    

 日本との時差は5時間ですがだいぶ慣れてきました。朝のお散歩兼朝食レストラン探しが日課です。相変わらず道路に座って語り合う男達をたくさん見かけますね。どこでも見かけると言えばドバイに来て良く見るのがモスクです。生活の中に欠かせないものなのでしょうね。

 

 

 ローカルな食堂にチェックイン。ごったがえす雰囲気の中でお客さんがファミリールームをすすめてくれました。ガラスでしきってあるだけなのですが一応VIP扱い?そして最近はまっているマトンキーマカレーです。煮込んだ豆がまたよい味なのです。

 

 

 このホームページを見ていると「カレーしか食べてない?」と思うでしょ。実際そうなのです。でもアラブではこのパンの生地がおいしくないと客はこないしカレーも同様で、お店によっても味はまるでちがいます。毎回しっかり食べるのにまた食べたくなるから不思議です。

 

ドバイのメトロは1日400円!

 

 ドバイの鉄道は「メトロ」と呼ばれ市民の交通を支えています。とっても解りやすい二つの路線しかないので乗り換えの苦手な私でも大丈夫。二つの路線の最終駅さえ知っていれば迷わず行けます。ただし路線が少ない分、混雑時は山手線なみに込み合いますからご注意を。

 

女性と子どもの車両あり

  

 日本のスイカと同じようにタッチして通りすぎます。気をつけなければならないのはこのマークの車両です。空いているからここの前につい立ってしまうのですが男性は×です。でも女性が人前で肌を見せられないような習慣があるのですから、こういうしくみはどんどん作るべきです。

 

やってきました  AL RAS駅!

 

 AL RAS駅にやってまいりました。川の蛇行を思わせるような地形ですね。入り江の幅が広くたくさんの小船が行き来しています。せっかくですから円を描くように川岸を歩いてみました。10分ほど歩くとたくさんの渡し舟が見えてきます。アブラと呼ばれる渡し舟です。(家族のために下見に来てくれたpapaです。)

 

アラブのアブラは一回25円!

 

 今日も天気が良いです!この旅行で雨を経験していません。(1年間で6日くらいしか雨が降らないそうです。)さて自主的観光旅行では乗ってみたかったアブラに乗ってみましょう。10分くらいで向こう岸に渡れるし、1回何と1ディルハム(25円)と格安です。乗り場で来た船に乗るだけですよ。

 

  

 新年に大きなモスクで礼拝をしたい人々でごったがえしていましたがかまわず乗船。私が勝手にアラブのサンコンさんと名前をつけた彼とジェスチャートークをして、いっしょに記念撮影です。彼の口癖は「いい日だねぇ」と聞き取れました。

 

アブラからの景色を撮影しました。ポンポン船の音とともにお楽しみください。

動画の終了後に現れる画面は私のものではありません

 

 

 アブラに乗ってどんぶらこ、どんぶらこ、と川を渡ります。100ディルハム(2500円)を払うと1時間この船をチャーターできますが、はっきり言って1ディルハムの方が皆とわきあいあい楽しめます。注意点は必ず小銭を用意しておくことです。さて到着・・・。

 

オールドスーク

   

 スークとは「市場」を意味します。ここにはアラブ特有の衣装やお土産屋さんが立ち並んでいます。少し歩くと大きなモスクもあるので地元のお客さんも多かったです。ちびっ子用のかわいい服もたくさんありました。

 

   

 狭いお店を最大限に活かしながら商品は陳列されています。市場の売り物はおもしろそうなものがありますが、商品の作りの良さはちょっと疑問視される部分もありますから見て楽しむことをお勧めします。

 

ドバイ博物館

  

 ドバイ博物館はひとり3ディルハム(75円)とお手ごろ価格です。オールドスークの出口をちょっと進んでいくとありますよ。この砦をイメージした建物があるのですぐにわかると思います。大きな船も外に展示してあります。

 

  

 チケットを購入していざ見学!ここは写真もビデオもOKですがフラッシュは×です。2枚目の写真は入口の扉を撮影したかったので見えるのは入ってきた側の風景。中に入るとすぐに砦を守るような映画のセットみたいな感じ。その建物の中に足を進めます。

 

  

 見ていて解りやすいアラブの歴史的な展示でいっぱいです。武器もあれば生活用品もあって時間があればゆっくりと見て回りたいところですが、子ども達が先へ先へと進みます。なにやら地下にスロープがつながっているので降りていきましょう。

 

  

 アラブの文化が10年単位で急速に変わっていくのがわかります。ビデオによる紹介やリアルに作られた人形による生活文化の展示がおもしろい。昔ながらのスパイスを扱うお店からは本当にスパイスの香りがただよってきます。

 

 

 開けたこの展示はブースに収まっているものだけではありません。あきらかに観光客にアプローチしていると私は思うので呆れ顔のmamaに写真を撮ってもらったら、他の観光客もまねして撮って楽しんでいました。ドバイ博物館の観光促進に一役買っているのに家族はどんどん先へ・・・。

アブラふたたび

 

 アブラでまた対岸に戻ります。ちょっとイケメンの船長が周囲の船の出入りを気にしています。私が家族分の4ディルハムを払ってしまうと船長は困惑するのでひとり1ディルハム硬貨を手に出発を待ちます。お兄ちゃんが帽子の上に硬貨を置きました。

 

 

 観光好きではない兄弟もこのアブラは気に入ったようです。ぽんぽん船もタクシーもメトロも値段が安いのが良いですね。日本ってなにかにつけお金がかかるようにできているから、こういうところに幸せを感じてしまいます。

 

船を使った大きな市場の街

 

 対岸のオールドスークから戻ってくるとしばらくは近代的な商業施設が立ち並びます。ここからスパイススークやゴールドスークまでは歩いて10分ほどです。左のような現在地付きの看板があちこちにありますから迷わず歩けそうです。(と言って、かなり迷いました。)

 

 

スパイススークとゴールドスーク

  

 スパイススークに来ているのですが、スパイスはお土産として持ち帰るにはかなりキツイ香りをはなっていたので、その隣の通りの食器市場やおもちゃ市場など興味のある通りを歩きました。

 

  

 歩いていくとモスクがあり、くつろげる広場もあります。市場の周囲にはアパートらしきものがあるからでしょうか、生活の香りがしますね。路地裏には生活の素顔をかいまみることができますね。(最近路地裏評論家やっています)ゴールドスークには皆興味がなく素通りしてしまいました。

 

 

ドバイで火鍋?

 

 ここはmamaの検索力で探し出した人気の火鍋店です。川沿いにあるので場所はわかりやすいです。(あの有名なリビエラホテルのすぐ近くです。)私たち家族は2階のテーブルへ案内されました。景色を楽しみながら火鍋をいただくことができました。

 

   

 火鍋は鍋が二つに区切られていて激辛真っ赤なスープとこくのある白スープにお肉や野菜を浸していただきます。スープだけでも十分に味はあると思うのですがこのお店はつけだれを自分で調合して食べます。ゴマにピーナッツに辛みそにポン酢に・・・これだけでもごはんが食べられそう。

 

 

 しゃぶしゃぶのようにして食べる肉もおいしいのですが、火鍋の魅力は野菜をおいしくいただけることです。また、おもちや麺類を入れるのも結構おいしいですよ。このゴマだんごは私のリクエストですがこれはそのままいただきますよ。

 

メトロでブルジュカリファ

 

  

 Papaはひとりメトロに乗ってブルジュカリファのある駅にやってきました。ブルジュカリファは世界一高い建物。この世界一とは電波塔などではなく、オフィスやマンションなどのある建物。ドバイのシンボルになっています。メトロの駅と駅の中間位置にあるので片側の駅からもう片側の駅まで歩きながらその表情のちがいを写しました。この辺りは建築ラッシュの真っ只中でいろんな国が参入しているようですね。

 

 

メトロの駅から歩いてブルジュアラブ

 

 メトロの駅から遠くにブルジュアラブが見えます。世界初の7つ星がつけられているホテル。(自分でつけているのだとは思うが)駅から歩いて行ってみましょう。けっこう近くに見えるから・・・となめてかかっていたのですが、歩くほどに建物が見えなくなっていきます。

 

夕日のブルジュアラブ

  

 3キロほど歩いてたどりつきました。ブルジュアラブと夕日を写真におさめたかったので後半は走ってきました。足元が海の砂になってきて砂漠の雰囲気に近づきます。ブルジュアラブには入ることすらできませんが写真にだけはおさめておきましょう。

 

隣はジュメイラホテル

 

 ブルジュアラブの評価が高すぎてかすんでいますが、隣のジュメイラホテルも超豪華なホテルです。基本的に宿泊者とレストランの予約者以外はホテルに入ることができません。たまたま建物のはしっこの扉から宿泊者らしき一団が入っていくので仲良く入ってみました。(おいおい。)素敵なロビーですね。

 

ジュメイラからの夕景

        

 ちょっと色気を出してエレベーターにのってみました。(え〜〜〜!!)各階層には景色を堪能できるエリアがあります。さすが高級ホテルですね、クルージングの船がつけるエリアを作っています。ただし、よく見るとこの風景のほとんどは人工物ですから風情にはやや欠けますね。

 

ジュメイラも人気だね

  

 ジュメイラのビーチからはブルジュアラブが見えるから写真撮っちゃおう!と思ったのですが客室番号を述べないと入れない雰囲気ですから冒険はここまで。ジュメイラの前で記念撮影する人がちらほらいました。さて敷地を出て表通りからブルジュアラブに近づきましょう。

ホテル宿泊が無理でも

 

 ジュメイラの横には大きなウォーターパークがありました。もう夕暮れでしたがスライダーを楽しむキャーキャーした声が響いていました。テレビでみた世界一のスライダーはここにあるのかな?

人の集まるブルジュアラブのゲート

   

 ブルジュアラブはこのゲートを越えていかなければいけないので、これ以上は近づけませんでした。たくさんの観光客がやってきて門のところで写真をとっていて、たくさんの家族やカップルの写真を撮影してあげました。守衛さんはいい人で車が通らなければ注意することもありません。たまに出てくるのは数千万円の高級車です。

 

とっても親切な表示

 

 今日はものすごく歩いたのでへとへとです。それでも大きなメトロへの表示をたよりに帰り道を急ぎます。しばらく歩いて「おっ距離表示つきの看板だ!もうすぐかな?」と思ったらほんの1850メートル・・・1日券を購入しているので意地でもメトロを使いましょう。

 

 

探せばいっぱい!安くておいしいお店

 

 papaがひとり観光を楽しんでいる頃、残された母子3人組は仲良く夕食を食べに出かけました。ここはホテルから徒歩10分弱のところにある「BAISAN」というイランレストランです。日本ではなかなか見ることができないイラン料理ってどんなものでしょう。

 

  

 左の料理はプレートシュワルマ・20Dhです。自分で平たいパンにはさんで食べます。お兄ちゃんが食べているのはハーフチキン・15Dhです。2人とも無言で食べ進んでいました。

朝の4時に起床!5時に到着ブルジュカリファ!

 

 早朝にタクシーを飛ばしてブルジュカリファのエントランスにやってきました。世界一の建物はライトアップされて神がかった雰囲気をかもし出しています。ここから放たれる大晦日のカウントダウン花火は生で見たら感動でしょう。(帰れなくなるから見に行くのはやめました。人ごみがハンパじゃないそうです。)

 

  

 朝の5時過ぎに何をしにきたのか?実はブルジュカリファからの日の出を拝みにやってまいりました。よく子ども達が首をたてにふったなと思います。しかしチケットブースにくるとすべて完売していました。

 

ブルジュカリファのチケット

   

 mamaは何やらチケットについての説明を求めているようです。日本ですでに予約してきていているのでしばらくするとチケットが発行されました。5時30分のエレベーターで上にめざすようです。

 

 

 上っていく時間に制限はありますが、降りてくる時間が決まっているわけではないのでずっといることも可能なようです。動く廊下に乗りながらも壁にあるモニタや展示物がブルジュカリファのすごさを伝えてきます。

 

見学施設としてもGOOD!

  

 モニタを見られる場所があって、建築の苦労が短い時間で紹介されています。周囲のビルも高層建築なのに建設途中であってもそれらをごぼう抜きしていく様がすごいです。ドバイが観光関連でたくさんの収入を得るためにもシンボルは必要です。

 

展望デッキから下をのぞくと・・

  

 はじめゆっくり上ったエレベーターは途中から急加速して一気に上まで登っていきます。エレベーターを降りて進むと展望デッキに案内されました。高度があるのでけっこう寒かったです。下をのぞきこむと有名なドバイファウンテン(噴水の芸術です)が見えました。また、夜景がものすごくきれいです。

 

ピークは日の出の時間

  

 この展望デッキが一番混雑する時間帯。それはご来光の時間です。遠くの雲の上に太陽が昇ると展望デッキは喚起の声に包まれました。太陽がある程度昇ってくると周囲の色が紫からオレンジに変わっていきます。

 

目の高さにガラスはありません

 

 朝日や夕日の撮影はガラスごしだと乱反射してしまいますが、この展望デッキの目線の位置だけはガラスがありません。もちろん写真の撮影用で、若干高さの違う場所が設けてあります。でもその雰囲気に見とれてしばらくは撮影を忘れて眺めていました。

 

 

ブルジュカリファの影

  

 展望デッキは実質外ですが、同じフロアには360度見渡せる室内エリアが存在します。ここからの眺めも本当に美しい。ドバイの海にはお絵かきされた人工の島がけっこうあってお金持ちホテルやクルーザーの港になっています。この建物からはその形が見えるのです。ブルジュカリファ自身の影も映っていますね。

 

リッチな場所での安い朝ごはん

 

 ブルジュカリファの入口のあるフロアにはフードコートがいくつかあって早朝でも軽食をいただけます。兄弟の大好きなサブウェイで朝食となりました。野菜がたっぷりとれるのでこのお店は私も大好きです。

 

ドバイNO.1のショッピングモール

 

 ドバイで一番のショッピングモール「ドバイモール」はブルジュカリファに隣接しています。海外でみる家電品のコーナーは日本に無い物がいっぱいなので興味いっぱい。中でも急成長のサムスン(韓国)は値段の割に高品質なので日本製品を押しのける勢いでした。

 

mamaからのプレゼント

 

 ブルジュカリファの見学チケットに少々お金を足すと「セガパブリック」というセガのアミューズメントパークのチケットもゲットできるらしくmamaが手配してくれていました。ブルジュカリファの受付で何やら交渉していたのはこのパークのチェックイン時間のようです。まずは4人で車のガチンコ勝負!

 

 

 いろんなアトラクションがあるのですが、本物の車を3台使ってシミュレーションする場所があります。日本の漫画を題材にしているようで、この車には「藤原とうふ店」と書いてありました。右の写真にはmamaがいます。ここはゾンビと戦うアトラクション。午前中のせいか人も少なくどれも待たずに遊べました。

 

とにかく広い!

 

 お仕事体験施設「キッザニア」がありました。どでかい飛行機の機体はエミレーツ!ものすごい人気でした。通常のショッピングモールが10個くらい合わさったくらい広いです。しかもどのお店を見てもクオリティーの高さにびっくり。なぜか黒装束の方々がセレブ風に映えてみせます。

 

紀伊国屋書店と展望デッキ

 

 その中でも紀伊国屋書店の広さは驚きです。本屋さんなのに中にコーヒーショップが設けてあり、利用者はその外のベランダで噴水のショーを楽しむこともできます。mamaはここからの眺めが噴水ショーのベストポジションと事前学習をしていたようです。

 

安くておいしいランチのお店

 

 紀伊国屋書店よりも一階下のTGIフライデーズというお店にお昼ご飯を食べに降りてきました。お店の中でも食べられますがなんと言ってもテラス席にきて景観を楽しみながらの食事がベスト!このチーズナチョスは前菜ですが最高でした。メインのビーフタコよりおいしかったです。

 

 

 パスタがメインだったりチーズバーガーがメインだったりとしますが、ドリンクがついてのランチコースはひとり35ディルハム(約900円)です。おすすめはやはりチーズナチョスのセット!

 

 

 チーズバーガーにかぶりつくお兄ちゃんの後ろに見えるのが早朝に上っていたブルジュカリファです。天気が良くてちょっと暑かったので日陰の席を選びました。そしてお昼の噴水ショーが始まりました。個人的にはこの席で食事を楽しめるだけでもここに来る価値があると思いました。

 

一日歩いても回れない広さ

 

 あまりに広いので目印になるものが必要です。そのひとつとして、mamaが飛び込むまねをして教えているのは滝から落ちる男達のオブジェです。下から見るとものすごい迫力があります。

 

おみやげ買うなら

 

 mamaのおみやげ購入スポットは1階にあるスーパーです。地元のスーパーを見て回るのは本当に楽しい!今回はドバイ特産のデーツチョコを購入しました。小さな箱に入っているのはお土産として配るのに最適です。

 

無料でも楽しめる水族館

 

 エスカレーターを下っていると巨大なアクアリウムが出現!有料で中を見学できますがこれでも十分な気もしますね。魚影の濃さがものすごいので見ていて飽きませんね。

 

ドバイでスケートしましょう!

 

 砂漠の国の水族館をながめた後は何と砂漠の国のアイススケートリンク!せっかくだから入ってみましょう。チケットは50ディルハムとちょっと高めですがものすごい人気です。料金に含まれる貸し靴を取りにいくと貸靴を借りてかわりに自分の靴を差し出す仕組み。カウンターのペンギンは頭の棒をつかんで滑る初心者必須の優れものアイテムです。

 

スケートの様子を撮影しました。ちょっと目が回るかも・・

動画の終了後に現れる画面は私のものではありません

 

 

 いろいろ驚くことがあるのですがまず誰も手袋をしていない。半袖兄ちゃんも滑れば白装束のお兄ちゃんも負けずに滑ります。黒装束のお姉さんたちも結構楽しんでいました。周囲には見守る家族でいっぱい。

 

 

スケートを楽しめる工夫がいっぱい

 

 リンクには安全監視のスタッフもいますが、何とプロのカメラマンが待機しています。一声かけるとカメラマンがポーズを指定してきていろんな写真を撮ってもらえます。そのデータは受付にあるパソコンへ電波で飛んで、その中から自分の好きな写真を購入できます。また、巨大モニタや音楽、中のおやつコーナーも充実していて、根性で滑るだけの日本のリンクとは違い楽しめる要素がたっぷりです。

 

一度は・・・夜のドバイファウンテン

 

 夕日が沈む時間帯になってきました。日中の太陽ギラギラから雰囲気は一変します。アラブの空は雲ひとつなくて日が沈みだすと映画のセットのような景色が広がります。噴水の周りはオールドタウンを模した造りでその背景には近代的なビルが立ち並びます。

 

 

 ドバイはアブダビなどの石油の豊富な国と違って近未来的に埋蔵量が減ってしまうことが予想されています。そこで観光やビジネスの拠点をつくり、オイルマネーに依存しない国作りを推し進めています。そのメインの場所がここだといっても過言ではないでしょう。さて、夜のドバイファウンテンが始まりました。

 

 

 お疲れモードの私と子ども達は先にホテルへ・・・元気いっぱいのmamaがドバイファウンテンを撮影してくれました。噴水ショーは30分おきに続くのですが毎回演目が変わります。たまに短時間(2分程度)だけのバージョンでわざと気を持たせる回もあるようです。

 

ドバイファウンテンをmamaが撮影しました。臨場感あふれる音楽とともにお楽しみください。

動画の終了後に現れる画面は私のものではありません

 

       ☆ココをクリックすると ユーチューブハイクオリティー版で視れます!

テイクアウトでゆっくりおうちご飯

 

 ホテル横のローカル食堂からカレーのテイクアウトです。そこに並んでいるチキンなど欲しいものを頼めるし、ご飯の量も豊富なのでおうちごはんとしては最適です。500円あれば家族4人十分食べられますよ。冷蔵庫の食材や飲み物と一緒にいただきました。

 

ドバイ最後の朝飯は?

  

 ドバイ最後の朝を迎えました。長いベランダに長いロープと洗濯物・・・哀愁がわいてきて帰るのはちょっと寂しい気分です。カレーばかりの毎日でしたが、最後の朝食はどこが良いか子ども達にリクエストを聞くと歩いて5分のところにあるローカル食堂でした。

 

 

 やっぱりカレーです。一番人気は8ディルハムのマトンカレー。そして右のマサラドーサ(お米生地)の4ディルハム。もちろん1ディルハムのチャイも忘れてはいけませんね。

 

 

    

 パン生地がおいしい。ちぎってはつけ、ちぎってはつけ、あっという間になくなっていきます。もっちりとした弾力があり、噛めば噛むほど小麦の持つ甘みが広がります。カレーは香辛料が数多く使われているせいかお店によって味も香りも違います。200円から300円で本格的なカレーが食べられることは本当に贅沢なことだと感じます。

 

 

 荷物をホテルのフロントに預け、メトロに乗って遠いモールオブエミレーツへ行き、ショッピングや買い物をしてまたホテルに戻りました。ホテルのスタッフに別れを告げてメトロで空港にやってまいりました。空港の時計も高級な感じですね。

 

 

 18時30分にチェックインして早々ドバイを出国しました。空港のショップは充実していて回っているだけでも結構時間がつぶせます。フライトは20時30分ですので十分に時間があります。しかし私たちの目に飛び込んできたのは「DELAY」の5文字。十分にすぎるほどに時間が生まれ・・・結局23時に出発です。

 

 

 さっさと飛行機に乗り込みましょう。23時にやっと離陸しました。チキンカレーやお魚のあんかけ、サラダ、チーズなど機内食が出ましたがもう遅いのであまり食べずに寝てしまいました。

 

 

 外を見ると朝焼けの中国大陸が迫力満点に出迎えてくれましたが、中継地点のここ「昆明」は空から見ても何も無い感じです。ドバイとの時差は4時間プラスで午前8時30分到着です。みんな乗り継ぎのチケットがなかなか配布されないのでいらいらしていた上に、空港内なのになぜか凍えるような寒さで吐く息が真っ白。実は床磨きのおばちゃんが窓を全開にして乾燥させて自分は携帯電話を眺めています。

 

 

 いろいろなことが手間取っていましたが何とか飛行機へ。しかし中で見た新聞をみると驚きの事実!昆明空港は昨日全ての機能がシャットダウン!オール手作業空港に大変身。一日がかりでやっと復旧したとのことです。つまり1日早かったら私たちは丸1日この空港にお世話になるところでした。

 

 

 飛行機に乗ってすぐに寝てしまい、深い眠りのあと目を覚ますと何とまだ飛んでいません。ディレイの飛行機が到着してさらにディレイな飛行機に中国人の乗客も怒り出す始末。はじめはアテンダントさんが人数の確認を繰り返していたのですが、次に出国審査の険しい顔つきの係官が乗り込んできて最後には責任者らしき男性も乗り込んできました。要は何かが合わないようです。

 

 

 全面復旧と新聞に書いてあったわりに配られたチケットには名前がみんなWELCOMEですからいやな予感はしていましたが、自転車操業上のトラブルのようでした。11時に飛行機は離陸して11時30分に機内食がでました。トランジットで空港内を果てしなく歩くだけでどこにも寄れなかったのでおなかはぺこぺこ。安っぽい機内食もおいしかったです。特にお粥が最高でした。

 

 

 13時10分に上海空港に到着です。広い広い中国なのに標準時はひとつですからやはり4000年の歴史の国は違いますね。乗り継ぎカウンターでチェックインを済ませ、ターミナルとターミナルの間にあるフードコートで食事にありつきましょう。

 

 

 左側がお兄ちゃんチョイスの豚骨甘辛煮定食で32元(448円)。右が弟君チョイスの豚骨醤油煮定食で同じく32元です。ご飯もスープも保温性の高い容器にびっしり入っています。弟君の中央には別注文のしょうがプリン9元。これも美味。

 

 

 子ども達がフードコートで食べている間に、途中の看板に書いてあった多分「従業員食堂」である場所に行ってみました。この時間はやっていませんでしたが「4元コーナー」とか「3元コーナー」があって注文できるようです。フードコートで500円以下は安いけれど、それでも民衆価格の7〜8倍なんだなと感じました。

 

 

 昆明の空港ではひたすら引きずりまわされましたが、上海の空港では乗り継ぎに時間があるのでゆっくりできました。電源の供給もばっちりですし、ネットも可能ですから日本の天気や情報を集めていました。昆明空港にもあったお湯の出る機械です。右側にある円錐形のコップに出してからドリップコーヒーをステンレスボトルに詰めました。

 

 

 18時20分に離陸。すぐにドリンクサービスがはじまりました。mamaは当然青島(チンタオ)ビールをチョイス。3連続の飛行機ながらこの飛行機で帰れると思うと何だか落ち着きます。20時10分に機内食が出て成田空港には21時20分到着。お兄ちゃんを大学寮に今夜中に帰すと約束していたのでタクシーで成田ビューホテルへ行き、あとは車で送りました。ゆっくりと東北自動車道を上り、AM4時自宅に到着。仮眠をとってこの日私は出勤でした。

 

 

旅行を振り返って

 

弟君

ドバイといえば暑いし、豚肉食べられないし、人口ばっかり多くてその上、肌を隠す女性や怖い顔をした男性ばかりで富裕層にしか見所のないつらい所だと思っていましたが、まったくその通りでした。でもまぁ、逆に寒さから脱出できましたし、普段食べることのできない、羊肉のひき肉は思う存分食べられました。何より読んでいたカレーマンガに出てくるようなカレーが安く食べられるのはいいものです。というかむしろ安い方がおいしい。移動に関して言うならば、どうせ安いのですから絶対にタクシーを利用した方がいいです。あと、こんなに移動に時間のかかる旅行はもうこりごり。もう絶対に嫌です。って兄も言ってました。

お兄ちゃん

今回は、飛行機はアレだけど滞在中の食事はすばらしいという、カナダの逆のような旅になった。

上海の食事は、日本人ならおいしく食べられるタイプのものが多かった。肉類はもちろん、野菜の味付けや調理法も良く、何を食べてもおいしかった。

ドバイでは、今度はアジア好きtadagen家にとってのソウルフードとも言うべき味が多かった。最初にドバイと聞いたときは少し心配になったりしたものだが、実際に行ってみれば大抵はカレー。しかも、しばらくいれば食費でチケット代の元が取れるのでは?と思うほど安い。あと個人的には、シナモンロールはまさにソウルフード。

他に記憶に残ったことと言えば、SEGAのテーマパーク。慣れからくる実力差もあって、両親とはまずゲームをやることはないのだが、驚くべきことに4人でゲームをしてきた。後にも先にもこれっきりかもしれない。

 

mama

かなり前にDUBAIという響きにひかれて家族旅行を計画したことがありました。いろいろと調べていくうちに「日中の気温は50℃を越え・・・」んん?子供連れでは無理だ、という結論に達しました。

そして、今回、縁あって憧れていたDUBAI旅行ができました。(縁、というのは安い航空券のことです。)安さゆえの苦労も多々あり、初めての旅行地ということも加味されて、かなりエキサイティングな事前研究になりました。特に上海のホテルは3度キャンセルしてやっと気に入った宿泊場所を確定しました。

初めてのドバイは想像と違い、リゾートにきているようにのんびりと過ごすことができました。ストレスフリーの旅行は何物にもかえがたい、と今回改めて思いました。

この旅行後、一人で、あるいは友人とふらふら国内外を旅しているmamaですが、やはり家族旅行は別格です、はい。

papa

  直行便の良さは新幹線の良さと同じで時間のロスも少なく快適です。でもなぜかこの歳になって東京への夜行バスにわくわくして乗っている自分も嫌いではありません。だから今回の旅行は「すごく遠くの国に行ったなぁ」と感じることができました。一回の旅行であちこちを回りながら安く地球を一周できたら楽しいでしょうね。ドバイの持つ活力と人情味あふれる気質と雲ひとつない空の夕日は私の眠っていた何かを揺り起こしてくれているようでした。本当に心に残る旅でした。

 

旅の費用は?

 

航空券 (SKYGATE予約)

  52、235円×4人   208,940円

ホテル 

成田ビューホテル

(楽天予約)

ブルーマウンテンバンドユースホステル

(HOSTEL BOOKERから予約)

トレーダースホテルドバイ 

(SKYGATEから予約)

ロイヤルプラザホテルアパートメンツ

(AGODAから予約)

  

5400円×2室       10,800円

 

ロフト付DXルーム       4,674円

 

DXルーム           7,993円            

 

2ベッドルーム  6泊で   55,608円

 

              小計 79,075円

保険 損保ジャパン 3人分

                  6,160円

上海空港⇔ホテル(上海エキスプローラー)

  手配片道3260円       6,520円

ドバイ空港→ホテル タクシー

(空港からのタクシーは加算される) 1,000円

そのほか タクシーやアブラにメトロ・・・

                  5,000円

☆総合計は・・

            306,695円

☆ひとりあたりの費用は・・

             76,674円

 

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