はじめてのアラブ

 自宅→東北道→成田(宿泊)→上海(宿泊)→昆明→ドバイの順で快適なフライトとともに初の「アラブ」にやってきました。途中でmamaが用意してくれた上海滞在20時間の旅行で見せてもらった夜景は綺麗で心に残りました。(往復5万円だからこれで帰ってもいいかと思ったほど)さて、飛行機を乗り継いでやってきたUAEアラブ首長国連邦とはどのような世界が広がっているのでしょう。

高級ホテルの床はふかふか

 

 ドバイのホテルは全般的に高くどこに泊まれるかを苦慮していましたが、最初のホテルは4つ星の「トレーダース」です。乗り継ぎが多くハードな移動だったので子ども達のことを考えたのでしょうね。ホテルは空港から車で10分の位置にあります。部屋がとっても広く落ち着いた配色で統一されていました。乗り継ぎでちょっと疲れていたのですが部屋がゴージャスなのと、はじめてのアラブに気持ちが高ぶり、備え付けのお茶を楽しみました。

  

        

 お風呂とトイレはガラスの扉で仕切られています。もちろんバスタブは広くお湯がたっぷり出るので、成田ビューホテルを出てから初の湯船につかりました。バスローブやら高級アメニティにご満悦のmamaと、ここまでの道のりを話しながら夜はふけていきます。この時間がとても好きです。

 

 

 窓の外を見るとタクシーやお迎えのバンがいっぱい走っています。その奥にはガソリンスタンドがあり、コンビニもありそうなので、明日の朝行ってみようと思いました。訳あってふかふかのじゅうたんで睡眠に入る私をmamaに激写されてしまいました。ドバイは日本の時計を5時間戻しますからすでに体は早朝タイム。少し寝ておかないと次の日がつらくなりますね。おやすみなさい。

 

アラブの朝

 

 12月30日(日)旅行3日目をドバイで迎えました。6時に起床してホテル前のスタンドで水とスナックを購入し朝の散歩にやってきました。アラブは朝5時頃にコーランが流れるので皆早起き。(だと思う)雲ひとつない独特な空に朝日が昇り太陽が建物を赤く照らします。ホームセンター?など大型店舗はすぐに見つかるのですが散歩の目的はローカル食堂をリサーチすること。

 

   

 3ブロックほど歩いてやっとローカルな食堂を見つけました。これから仕事をします!という方々が青いカゴを自転車の荷台につけて乗り付けます。 昔日本で見た頑強な自転車に近代イメージのドバイが結びつきませんが、お金持ちの国ドバイを支える人たちもいてほっとします。そういうところで記念すべきアラブでの初朝飯を食べたいですね。

 

 

  

 ワイシャツ姿の勤勉そうなサラリーマンが早足で歩くのに対し、白くゆったりとした服を着ているアラブ系の皆さんがあちこちに座ってゆったりと話をしている様があちこちに…。はじめはプータローにしか見えませんが、若い世代が年寄りの話に真剣に耳を傾ける姿は日本では見たことがありませんがここでは大切なことのようです。

 

ローカル食堂にGO!

  

 偵察の結果、一番にぎわっていてローカル色の濃い店に決定し、家族みんなでやってきました。朝の太陽がびっくりする程強く、その分日の当らない場所が夕方のような暗さになり不思議な感じ。ローカルな人ごみをかいくぐって店に入るとあら親切!なぜかみんな気を使ってテーブルをあけてくれました。

 

 

 食事の中心はプラタと呼ばれるパンにカレーをつけて食べるものです。濃い目の紅茶にコンデンスミルクを入れた「チャイ」という飲み物は男性にとても人気でよく街で座って飲んでいます。通貨1dh(ディルハム)は25円。チャイは2dhでした。右はマトンカレーです。

 

 

 チキンマサラカレー2皿 マトンキーマカレー1皿 ダルカレー1皿 オムレツ1皿 プラタ2枚×4皿 サラダ ヨーグルト チャイ×2 の総計は42dhですから1050円! そして何よりも「うまい!」こういう食事を日本で食べると結構お高いのですが「早い・安い・うまい!」ローカル食を初日から満喫できました。

 

トレーダースの周辺は・・・

  

 トレーダースホテルのすぐ外には「メトロ」と呼ばれる電車が走っています。ドバイの空港から接続されていますから、運行している時間ならば到着のあとのんびり乗ってくるのも良いかもしれません。ただしドバイの公的なタクシーは非常に値段が安いので家族連れならタクシーでホテルに向かう方がお得なこともありますね。

 

  

 食事の後2時間もらったので空港にむかって歩くことにしました。(はいはい、いってらっしゃい。)トレーダースから徒歩5分で写真の駅が見えました。とても大きな駅で近代的なデザインで作られています。空港への道はまったくわかりませんが、飛行機が頻繁に飛んでいるのでその方角はわかります。ドバイはUAE(アラブ首長国連邦)のひとつです。最後のEはエミレーツの頭文字。爆音に空を見上げると、高級航空会社「エミレーツ」の飛行機が車輪をだして着陸準備です。

 

 

 ホテルからフラフラと歩くこと40分。空港前の道路にやってきました。遠くに針のようにとんがって見えるのが世界最高の建物「ブルジュカリファ」です。電波塔などではなく、オフィスや住居がメインなので世界最高の建物と呼ばれます。道路を走る大型バスとその上を飛ぶ飛行機が地面の近さを物語ります。

 

引っ越して買出しにGO!

   

 トレーダースはツイン1室で20,000円のホテルですが、そこを4人1室7,993円で宿泊するmamaの検索力に関心しつつ、チェックアウトの時間がやってまいりました。公共のタクシーはボディーカラーがヤクルトの色をしていて上は会社によって色分けされています。乗り出しが3Dh(75円)ですから日本とは比べ物にならないほど安いですね。ただし、よほど有名なホテルでなければ彼らは場所を知らないことが多いので、簡単な地図を示せるように準備しておきましょう。(最低支払い料金は10Dhです。)

 

 

 ホテルに荷物を預けて食料の買い出しにやってきました。これから7日間滞在するホテルにはフルキッチンが装備されているので、自炊も楽しみです。タクシーで20Dh(500円)のデイラシティーセンターという大きなショッピングセンターです。

 

 

 おいしそうなスイーツに目を奪われるお兄ちゃんです。手の込んだスイーツは料理と呼んでもよい程のゴージャスさで値段も結構安いです。お店の経営するカフェレストランではその場で食べていく人でいっぱいでした。スイーツをあきらめ、心を鬼にしてスーパーにむかうお兄ちゃんです。

 

 

 mamaの好きなカルフールというスーパーにやってきました。家電製品も含めいろんなものが売っているし広いのでまったく飽きません。お兄ちゃんが手にして喜んでいるのは4Lのペプシで、その大きさをこっちにアピールしているのですが、お兄ちゃんが持つと普通のペプシに見えてしまうので効果ありませんね。

 

 

 圧巻はスパイスの量り売りです。この調合で家庭の味を生み出すのでしょうか結構売れていました。右の写真はドバイのお土産の定番ともなります「なつめヤシのチョコレートがけ」です。チョコの甘さとなつめヤシの若干の酸味が合いますよ。

 

いざフードコートへ!

 

 本当に大きなショッピングセンターです。上から下まで黒づくめの服をまとう女性は街で見かけて最初ちょっとドキッとしていましたが、ここに来たらあっちもこっちも黒づくめ。段々親しみがわいてきました。さて、お昼になりましたのでフードコートにLet’s go !

 

 

 「すごい!」と言う名の日本食レストランには海老が3本逆立ちでご飯の上にのっていました。私からみると何より値段がすごい!フードコートはいろいろ選べますが値段は日本のフードコートと同じくらい。路地裏のローカル朝飯は150円くらいですからかなりお高い価格ですが人であふれています。弟くんはコンボスペシャル20Dhです。

 

 

 黒づくめの服はたくさん売られています。私達には喪服にしかみえませんがそれなりにおしゃれな一面があるわけですね。ショッピングセンターの広告に食器や家電といっしょに黒い服の安売りがあって、当然ながらこっちでは普通に着られているのがわかりました。

 

ホテルに戻ろう!

 

 動く歩道の上下線みたいですがこれはタクシーにのるための列です。折り返した先がタクシー乗り場。はじめこの列を見た時に外に出て拾おうとしましたが無理だと悟り並び直しました。20分も待っていれば乗れるので確実です。買い出し荷物をリュックに詰めて各自ひまつぶしアイテムを出しました。さて、ここが1週間滞在するロイヤルプラザホテルです。わかりやすい場所のホテルではないので、フロントで地図入り名詞をもらっておき提示したので、運転手さんも迷いませんでした。

 

 

ロイヤルプラザの室内

  

 廊下から入口のドアを開けた光景です。奥の方にリビングが見えますね。入口から床はずっと大きなタイルのような素材ですべての部屋に続きます。リビングは食事用の机イスとくつろぎ用のものとふたつあるのですが、それ以上に部屋が広いのでゆったり過ごせます。

 

上から見るとこんな感じがんばりましたね!by mama

 

 

 

 

 

  

 一番左の写真はこども達用の部屋で、真ん中が夫婦の部屋です。各々の部屋にはクローゼットや鏡台があって収納も十分です。外のベランダで両方の部屋はつながっています。寝室だけは床がじゅうたんになっています。

 

バス×2 トイレ×3 ベッドルーム×3

  

 実はもうひとつお部屋があります。一人が寝る部屋なので大人が5人宿泊できる計算ですが、添い寝を考えれば小さな子どもがあと2人いても十分に暮らせる感じです。お風呂とトイレがセットになっている部屋が二つと単独のトイレがひとつあるので大家族のトイレ戦争も解消です。  

 

   

 部屋全体を写そうとすると大きな壁掛けテレビが小さく見えます。このホテルには無線のインターネットがあります。ただし、パスワードが必要なのでフロントに行ってメモをもらい、そのパスワードで使用が可能になります。パスワードは1週間有効です。(結構高速ですよ)

 

居住区の街並み

 

 長いベランダから外の景色を見ると居住用のビルでいっぱい。ホテルやアパートがほとんどを占めている感じです。電車の駅から徒歩3分なので便利ですが、タクシーの場合はやはり地図を提示しないとたどり着くのは難しいですね。

 

  

 フルキッチンです。フライパンや食器に包丁と何でもそろっています。ただし電気のコンロは鍋が4つかけられるのですが、そのひとつに不具合がありブレーカーが落ちることがありました。コンロのスイッチのつまみが他の部品を取り付けられていて空回りしていることが原因でした。もちろん、勝手に修理をしてバンバン使っていました。

 

 

 

 テレビをつけるとアラブな番組でいっぱいです。でも見慣れてくると自然な感じに見えてくるので不思議ですね。右の写真はホテルから3分の駅入口です。買い物帰りの黒ずくめの女性達がタクシーを拾おうとしていますが、夕方はやはり彼女達の姿は認識しづらいですね。

 

ホテル裏手のローカル食堂

  

 ホテル裏のローカル食堂にやってきました。地元の人たちが、いっぱい食べている光景にひかれました。もちろん食事はカレーが中心ですが、揚げバナナやフライものが並んでいておいしそう。まず野菜が出て、ライムを搾るだけでドレッシングは無しなのでヘルシー!

 

 

 まずたっぷりのマトンカレーがふたつやってきて、パン生地のプラタにつけて口にほおばります。お店によって生地の味や食感が違います。カレーは高級というよりはとても家庭的な味がしました。フィッシュカレー・チキンカレーも美味でした。お惣菜のように売っていた手羽のから揚げや冷蔵庫の中のヨーグルト、チャイ、バナナを3本買って全部で50Dh(1250円)でした。

 

カルフールでの買い物

  

 お昼に行ったデイラシティーセンター内のカルフールでいろいろと購入しました。ペプシは6缶にナッツがついて9Dh(225円)右のまか不思議な食べ物はドバイ名産なつめやしのチョコレートがけです。パッと見はゴキブリチョコ?と感じましたがおいしかったです。いろんな種類を食べておいしかった種類をおみやげにしようと考えました。私的には頭が緑色のもの(ピスタチオ)がおいしかったです。

 

リラックスタイム・・・

     

 ロイヤルプラザはホテルというより家という感じ…とても落ち着きます。パソコンをやっている私の目の前にあるのは「コックローチシュー!」と言いながらお店のひとに探してもらったごきぶりスプレーです。キッチンに小豆の大きさのゴキブリがいたので購入しました。ゴキは想定内なので排水口やキッチンの床などに散布しました。右の写真は10Dhで購入したUSBに10種類のコネクタがついているものです。そして売店で買った安いチョコアイスと日本から持参したドリップコーヒー。こうしてアラブ生活2日目の夜は過ぎていきました。

 

コーランで目が覚めて

  

 2012年12月31日(日)の大晦日をドバイで迎えました。起床は4時…でも、日本は朝の9時ですから目が覚めてしまいます。ただ、現地時間に体を合わせていかなければなりませんね。7時にはホテルの裏口から外に出てきました。隣ではビル建築中でリフトやクレーンが活躍しているようです。ドバイはあちこちでビルの建設ラッシュ。世界のクレーンの半分がここに集まっているとも言われています。

 

やっぱりローカル飯が食べたい

  

 ドバイのビルはとてもデザインがスタイリッシュ。遮光用に貼られたフィルムにも青を基調とする色がついています。散歩しながら歩いて行くと、レストランがいくつかありました。カレーばかり食べていたのでここは「ファミレスのモーニングセット」のようなものが食べたいな、と思いながら良さそうな地元レストランに入りました。

 

 

 来ましたモーニングメニュー!マトンキーマカレー4Dh(100円)です。100円あったらキーマにしよう!これが結構深い味わいです。パン生地のプラタもいい感じ。食事のホールには手を洗う場所があって、食事の前にも、食後にはパン生地に油分が含まれているのでべとべとになった手を洗います。もっと他にもメニューはあるのになぜか皆カレーを頼んでしまいます。

 

 

 100円無くてもここにこよう!プレーンドーサセット3Dh(75円)ドーサはmamaが大好きな米粉の生地パン。そこにカレーとヨーグルト風味のつけあわせがつきます。これにチャイをつけても100円は安い!このパン生地の中につぶしたポテトのカレー味付けの入ったマサラドーサ100円もなかなか美味でした。弟君の手さばきが現地の方のように手馴れています。

 

 

ホテルの裏口から入りましょう

   

 左の写真の中央にある建物は窓の形がモスクをあらわしたデザインで、何か地図記号の病院のような雰囲気のするアパートメント。夜は電飾をつけている部屋などもありきれいでした。その左奥にあるのが私達のロイヤルプラザホテル。裏口から入るとすぐに受付です。

2時間歩いてみよう!

  

 みんな食休みでごろっとしている感じなので、私は2時間のお散歩タイムをいただき外に出てきました。地元散策自主ツアーですね。(0円)高級ビルが立ち並ぶドバイにあっても質素な家はたくさんあります。それでも白壁にエアコンは必須アイテム。街を歩くアラブの男達はみな髪型がきっちりとしています。床屋さんに行く率は結構高いと思いますよ。

 

  

 どこまでも歩いてみました。ミネラルウォーターとカメラを持って前進あるのみ。ドバイでは日本の車がたくさん走っています。一生懸命に働くスラックスやジーンズをはいた男達。ゆったりとした白い衣装を身にまとって道に座っている男達。この対比がどこに行っても見られますね。

 

   

 何か画面がゆがんでいるのか?と思わせる独特な居住区の建物。1階はお店で2階より上はアパートでしょう。道がカーブしていればカーブした形に建物が作られていくので、その雰囲気が画面をゆがませて見せます。大きな通りは中央が柵でおおわれているので向こう側に渡るには信号まで歩かなければなりません。

 

 

 どこに行ってもモスクを見つけることができます。ゆったりとした白い服を着た男達は最初声をかけづらかったのですが、道を尋ねると私が納得するまで教えてくるのでその親切さにビックリします。宗教なのか民族なのか文化なのかわかりませんが、ふらふらしているようでとても誠実さを感じました。路上のアラブっぽい猫さんをパチリ。

 

ランドリーサービス!

  

 mamaがフロントにランドリーサービスはないのか?と詰め寄って「うちではやってないが近所にはある」との回答。2時間ほどして部屋に戻るとキッチンに洗濯機が運び込まれていました。ものすごいランドリーサービス。穴のあいたゴミ箱にガムテープを貼ってバケツ代わりにし、久しぶりに2槽式洗濯機での洗濯を楽しみました。

 

昼食も来ちゃいました!

  

 朝ごはんがあまりに安くおいしかったので、また同じ店に来てしまいました。テーブルにある朝じゃないメニューを食べてみたいと子どもたちも考えたようです。ただし、朝メニュー以外は結構お値段はかかります。弟くん注文のバターとチーズの入ったマサラ13Dh(325円)が来ました。味は絶品でした。チキン揚げ春巻き12Dhやジンジャーチキン12Dhチキンヌードル8Dhなどいただきましたが、途中から商売根性を出しあれこれ食べないか言ってくるのですがすべて却下。白飯5Dhって高くない?など子ども達もすっかり地元価格を意識するようになりました。

 

大きな箱の小さなチョコ

 

 高級なお菓子屋さんを発見。mamaが食べてみたいと言うので中に入ってみました。金の器にのったお菓子やガラスケースの装飾菓子を見つめていると、店員さんは大きな箱を持ってすでにスタンバイ!小さなお菓子を4つだけ買って外に出て食べ「まあこんなものかな」とすぐに箱はゴミ箱へ。小さな袋でよかったのにね。

 

タクシーを拾ってGO!

  

 日差しがとっても強い中、大通りにやってきました。冬だから良いけれど、夏ならアスファルトの上は50度を越えることがあるのだそうです。太陽光発電がとっても有効に思えましたが石油が安いですからそうはならないのですね。さて、街でタクシーを拾うのは難しいのですが、何とか捕まえてショッピングセンターに出発です。

 

 

WAFIモールにやってきました!

   

 ホテルからタクシーで15DhかけてWAFIモールに到着です。大きなピラミッドが見えてくるのですぐにわかります。市内観光のバスなのでしょう、2階席に大人と子どもが乗っています。市内観光バスに乗せられてショッピングにおろされるのは微妙な感じですね。

 

  

 WAFIモールも巨大なショッピング施設です。吹き抜けがガラス細工のようで美しいです。この吹き抜けは巻貝のようなスロープがありガラスのテラスまで行けます。一番上は何だろう?と思って行ってみるとカフェになっていました。トイレのマークはどの国も基本は一緒なのでしょうがそれでも微妙に変わります。アラブの女性用表示がとってもいい感じ。

 

アラブの色濃いエリアへ・・・

    

 mamaがこのショッピングセンターに来たかった理由のひとつはこの「アラブっぽいエリア」を見たかったようです。この建物自体がピラミッドやスフィンクスのようなオブジェで覆われているので観光客としての私達にもとっても楽しいのですが、黒い服を身にまとう地元女性もたくさん見かけましたので地元でも人気があるようです。

 

 

 レースのカーテンを含めて基本的にはすべてが販売品です。展示用として古いアラブの良さをアピールするものもありますが、ちょっとお金を持っていそうなアラブの方々が品定めをしている場面も多々あります。右の写真は水たばこを吸う器具です。いろんなデザインがあるのですね。

 

 

 アラブの女性ご用達コーナーには殿方が足を踏み入れてはならない雰囲気・・・1日に5回もコーランが流れる戒律の厳しそうな国なのに、とってもエキゾチックな衣装がたくさん売られていることに、逆にとっても人間的な魅力を感じます。

 

   

 2階建てのこのアラブストリートはぜひ立ち寄ってもらいたいエリアです。ちょっと暗めでステンドガラス風の天井がきれいにどこまでも続きます。右の人形は私達から見るとつい笑ってしまいますがあくまで大真面目です。「あっこれかわいいわね、うちの子にも…」となるのでしょう。

 

  

 大きな大きなランプシェイドを2階から覗き込みました。何か東洋を思わせるデザインですが、水タバコの器具同様に何かしらの意味があって形作られているのでしょうね。地元の男性もあまり立ち寄る風でないし、ここは地元女性にとって羽を伸ばせる場所のひとつかもしれません。

 

カルフールもありますよ!

  

 mamaがここを選んだ理由のもうひとつがmamaの大好きなカルフール(スーパーマーケット)があることです。こちらのカルフールは規模が小さかったです。いつもは高くて手が出ないハーゲンダッツのアイスクリームを購入してもらって兄弟はご満悦です。大学2年と高校2年が仲良くアイスクリームを食べるのですから成長を疑います。

 

アラブの年越し!

 

 ほとんどは兄弟が選んだ物ですが、いろいろと食料を購入してきました。ほぼカレーの食事をずっと続けてきたので食料品選びは楽しそうでした。特に弟くん購入のグレープフルーツ100パーセントジュースは絶品でその後スーパーに行くたびに買い求めました。(右の写真のパンは上海からの持ち込みです。)白いボトルはmamaがはまった塩ヨーグルトドリンクです。さっぱりしていて美味!

 

  

 日本から持参した真空パックのうどんとそのおだしをもとに調理が始まりました。(大切な友人からの贈り物です。)大晦日はとりあえず日本食をいただこうとpapaがカバンに入れてきました。お兄ちゃんは定番のどん兵衛に舌鼓を打っております。

 

  

 冷やしぶっかけを食べる弟くんです。さっきまでパスタサラダが入っていた容器がうどんのどんぶりに変身。ゆでて水で冷やし氷を入れておだしをぶっかけるだけなので簡単で美味!あとは温泉卵がほしいところ。テレビのニュースを見つつネットで日本のニュースをチェック。今年も一年大変お世話になりました。

 

カウントダウンと花火

   

 もうすぐドバイの新年です。爆睡していた私も花火やサッカーサポーターの吹くような怪しげな笛の音で目が覚め、ベランダにカメラを持ってでてきました。新年を祝うことはアラブでも盛り上がっているのですが、それ以上にアジアっぽい若人が祝う新年の方が盛り上がっています。文化の違う人たちがそれぞれのやり方で祝う様は独特な雰囲気でした。

 

 

   

 遠く乗り継いでやってきたドバイ。灼熱の太陽とどこまでも広がる砂漠と言いたいのですが、冬なので気候も過ごしやすく広がっているのはお金に糸目をつけない超近代的なビルでした。ここでは日本のレクサスが買い物カーに使われる桁違いのお金持ちと、それを支える末端の人々の暮らしを感じずにはいられません。国と民族とそこで暮らす人々の小さな幸せを見つめる機会を持てることは私達家族の喜びでもあります。さて、次回はどこまでも安く行くドバイ観光を紹介しますのでご期待ください。(へぇ、観光したんだ。By mama)

 

 

 

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