やってきました石垣島

 私がひとりだけ石垣島にダイビングへ行った時に「次は家族で来たいな」と思っていました。海外の海もきれいなのですが、石垣島の海は沖縄本島とはくらべものにならない美しさです。離島に住む人たちは沖縄本島のことを「おきなわ」と呼びます。それに対してより島暮らしの濃いところは自分達のことを「島人(しまんちゅ)」と呼ぶようです。両方とも大好きですが、今回は石垣島を中心に独特な景観やおいしいものをたくさん紹介していきたいと思います。

仙台空港から那覇へ!

 

 8月8日(水)8時に自宅を出発です。私の父親所有のライトバンを借りました。何と言っても荷物がたくさん詰められるのがメリット。昔乗っていたライトバンのキャンパー仕様が懐かしく思えました。高速道路で白石まで飛ばしてあとは4号線をゆっくり走り、ミニストップのソフトクリームに目がくらんで休憩。お昼の食事もここで購入しました。(空港内にもコンビニはありますよ)

       

  

 7時30分に仙台空港そばのMY駐車場に車を預け、空港まで送ってもらいました。空港内の駐車場は一日800円ですが、MY駐車場は一日400円です。予約をお願いしたいのですが、ピーク時に駐車場がなくなってしまうほどに私営駐車場が復活していないため、当日空いていたらOKということになります。ゴールデンウィークは空港駐車場もいっぱいで路上駐車が出たそうです。(少し早めに来ましょう)

 

 

  ANAにて仙台から那覇へ出発です。8月上旬は沖縄への台風上陸で厳しい状況でしたが、今日は問題なく出発できました。しばらくすると機長からの連絡「みなさま、右手に富士山が・・」こうして見るとやっぱり「富士山は高い山なのだなぁ」と実感しました。富士山を愛好される登山者は多いのでしょうが、その日の気流や天候、最低気温などによっては警戒が必要ですね。

 

 

 ANAは短いフライトでもきちんとお茶を出してくれます。この日はりんごジュースも無料でした。コンビニで購入したカツサンドをいただきながら、外の景色を楽しみました。あっという間に那覇空港に到着。乗り換えに2時間ほどの余裕があります。荷物は石垣までスルーになっているので楽チンです。

 

  

 なぜか子ども達に大人気の「A&W」通称エンダー那覇空港店に直行。サロンパスのにおいのドリンク「ルートビア」は一度注文するとずっとおかわり無料!子ども達にとっては沖縄を象徴するお店なのです。空港内にダイソーがあるので旅行に必要なものを今頃購入。おきなわっぽい商品もあるのでふらっと立ち寄るのもいいかも。

 

 

見えてきました石垣島!

 

  

 またまたANAにて石垣島へ出発です! さらに短いフライトですがANAのフライトアテンダントさん達は手を抜かず緊急時の対応説明やドリンクサービスと一生懸命です。さて、石垣島が見えてきました。島をとりまく海岸のエメラルド色はやはり、ずば抜けた美しさ。ここならシュノーケリングでも岩サンゴや熱帯魚が見れることがうなずけます。

 

  

 ローカルな空港ですから、タラップを降りてバスで入口に向かうのですが、その雰囲気がとっても楽しいのです。自分の乗ってきた飛行機やそこに向かってくるいろんな仕事の方々の働きっぷりを間近で見ることができます。(なぜself写真? by mama)

 

無料のタクシー?

 

 

 空港のまん前に止まっているタクシーに乗り込みました。タクシー利用は、我が家ではあまり無いことなのですが、実はレンタカー会社からの配車でタクシー代はレンタカー会社が負担するようになっていました。もちろんレンタカー会社がお迎えに来るところもあるでしょうね。今回はmamaが日産レンタカーを早割で頼んでいました。

 

ベッセルホテルへ・・・

 

 

 レンタカーを借りてすぐにホテルへ。今回の旅行はANA楽パックのため、最低でも1泊はサイト内指定のホテルを予約するのが基本。初日は石垣島に夕方到着なので、この日を指定ホテル滞在に選びました。空港から近く結構大きなホテルです。チェックインの時、フロントにはウエルカムドリンクが2種類!さっそく飲み比べしました。

 

  

 ベッセルホテルは部屋の作りが広く快適です。何と言ってもお風呂の形がおもしろい!頭の部分が広く丸いのです。その丸さはベッドからみると丸い柱として目に映るしくみ。逆に足元が狭いのですが実際に入ってみるとゆったりします。コストパフォーマンス100点のお風呂。我が家にもとりいれたいと思いました。インターネットはLANケーブルでのみつながりますよ。

 

 

石垣最強の食堂

 

  

 初日の夕飯から大きな勝負にでました。食事の店には一切の妥協をしない(安くてうまい)我が家の石垣島情報収集班においても大きく迷いつつ・・それでもすべての口コミを読破して決めたのがこのお店「あさひ食堂」です。お店に向かってすぐ右側の細い道を入ると駐車場があるのですがかなり狭いです。そのため、食事の後前進で出てくるためには、車をバックで進入させるのがおすすめです。家族総出で駐車場の確保と誘導を行いやっと席につきました。(食べ物がかかっていると団結力が急に高まります)

 

  

 沖縄で食堂に行ったら「ソーキそば」は誰かが頼もう!のルールが我が家にはあり、おにいちゃんが注文。ここの食堂は「煮物が絶品」と口コミにあり実際においしいのですが、何とソーキそばにたっぷりの煮物が入っているのです!もちろん初めて見ました。ミスマッチに見えますが、とってもおいしいのです!弟君はオムライスを注文。とってもビックサイズなのにおわんのおそばもついてきます。初日から「我が家が求めている味」にありつけました。ありがとう情報収集班!

 

 

ベッセルホテルの朝ごはん!

 

  

 8月9日(木)の朝を石垣島のベッセルホテルで迎えました。大きなコインランドリーや製氷機など家族連れにもうれしい装備の整っています。ホテルの朝食はバイキング!好きなところをのせてきましたが、品数も豊富でどれもおいしい!チャンプルーやもずくなどの沖縄料理も少しありましたよ。

 

レンタカーでGO

 

 さて、レンタカーのマーチに乗っていざ出発です。この日はひたすらレンタカーで石垣を走ることに決めていました。私達の来る前は雨天続きだったので、どこに行っても「いい天気になってよかったねぇ」と言われました。うっすら雲はありますが、海が見える景色のところで車を止め鑑賞・・また走り鑑賞・・の連続でさすがに子ども達は先に行ってもらいたい感じです。

 

 

やってきました川平湾

  

 日本中のダイバーが目指す「川平湾」にやってきました。カビラと読みます。兄弟が立っているのは川平公園のお店の前。ここで船の下がガラス張りになっているグラスボートの乗船券(大人1000円)を購入して見に行くお客さんがたくさんくるのです。宿泊する宿に荷物を預け、ダイビングショップに機材を預けました。しばし観光して次に出発です。

 

玉取展望台

  

 景観があまりも美しいのでまたも車を止めてしまう回数が増えました。カメラを持って外に出て、風に吹かれながら写真をパチリと1枚撮ってため息をつく感じです。もちろんバスのツアーもありますが、レンタカーでの観光をおすすめいたしますよ。

 

  

 道路の看板や車のナビに「お勧めビュー」として出てくる玉取展望台です。駐車場まで坂を上り、そこから5分歩くところにこの展望台があります。飛びぬけた美しい景観がそこにあります。(ぜひ寄ってね)地球の丸さも感じられるし、何よりどの方角を見ても絵になる美しさ。眺める時間が長かったので、他のお客さんの記念写真のシャッター係りをたくさん務めました。

 

NO1ソーキ!明石食堂

  

 私が前回の石垣旅行でどうしても家族に食べさせたい!と思った明石食堂のソーキそば。今ではほとんどのガイドブックに載っているし、地元の人も車を1時間飛ばしても食べたい!というので人気はNO.1です。実際にここのソーキはNO.1だと思います。ただ、石垣島のおそば自体は八重山そばですからもっちりした麺なので沖縄本島のソーキそばとは違った食感です。私は八重山そばの麺よりも本島のおそばの麺の方がちょっと好みです。

 

 

 さらに北へ北へと車を走らせました。石垣島の海が美しいことを何度も書きましたが、島自体の景観、つまりは山も豊かで美しいのです。グアム島を車で走っているような感じでした。その豊かな台地で育った牛さんたちは「石垣牛ブランド」として庶民にはなかなか手が出せない高級品になります。

 

平久保崎灯台

 

  

 石垣島最北端…平久保崎灯台です。駐車場から歩いて5分ほどで見えてきます。快晴時の灯台も魅了ですし、夕方薄暗くなる時に光が点滅する姿も魅力的です。NO.1ソーキの明石食堂が午後3時から6時までお店を閉じるので昼の営業か夕方6時以降に訪れる予定を立て、食堂から足を伸ばしてここに見学に来るのが一番良いと思います。

 

  

 良い子はここまで登ってはいけません。ちょっと危険。他のお客さんと交互に写真を撮りあいました。ここに立つとさらに地球が丸く感じられます。家族の皆さんはさっさと駐車場へ。mamaが「私が運転する!」と意欲的です。明日から私がダイビングを予約しているので、日中はmamaが運転をするためです。石垣島は運転のスピードが皆十分に制限速度以内なので、ゆっくりめに運転することをおすすめします。

 

マーペーの悲しみが山になった

 

  

 むかし、黒島にマーペーという美しい娘と、カニムイという若者がいました。ところが、マーペーが18歳になったある日、琉球王府の役人がやってきて、強制的に石垣島の野底岳(ぬすくだけ)のふもとへ移されることになりました。ある祭の夜、太鼓や三味線の音が聞こえてくると、マーペーは祭の日のカニムイとの思い出が甦り、いてもたってもいられなくなり野底岳を登り始めました。とうとう精も魂も尽き果てたマーペーは、悲しみのあまり、そのまま山になってしまいました。

 

 

この宿に3泊します!

 

  

 石垣島の川平にはクラブメッドカビラを筆頭に有数のリゾートが存在します。もちろんクオリティーの高さは最高クラスですが、ローカルな感じからは遠くかけ離れていくのも事実です。そこで、一人で来ても一泊2000円で宿泊できる島宿「イリワ」をおすすめします。旦那さんは韓国人、奥様は日本人のこの宿は日本人にも外国人の方にも有名です。みんなでお酒を飲んで話したり、地元の方とバーベキューをしたりと島の良さを安価に楽しむには最適!宿の中身や雰囲気の紹介は次の「カビラのイリワ」編で紹介します。お楽しみに。

 

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